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レチノールの肌への効果がすごい!?

数多くのエイジングケア化粧品に配合されている「レチノール」ですが、どこかで目にしたことがある方は多いのではないでしょうか。

医薬部外品として化粧品に配合される「レチノール」は、シワ改善作用の効能表示が認められているので、「レチノール=シワ改善」というイメージを持っている方もいらっしゃるでしょう。

今回は、そんなレチノールについて詳しくまとめてみました。

レチノールの肌への効果がすごい!?

レチノールはコラーゲンやエラスチンの生成をサポートし、肌にふっくらとしたハリと弾力を与える効果があります。

また、肌の生まれ変わりを助けるターンオーバーを促進して古い角質を剥がれやするので、目のクマやくすみケアにも有効です。エイジングケアに嬉しい美容効果が気になるシワ・ほうれい線にもしっかりアプローチしてくれます。

ただし、目元にレチノール製品を使う場合は、目元の皮膚は薄いので、レチノールの効果が出すぎる場合があるため注意が必要です。

レチノールの副作用は、「レチノイド反応」と呼ばれ、肌が熱を持ったり、赤みを帯びることがあるので、初めて使用する場合は少量から試していきましょう。

レチノールは効果効能が非常に高いため、毎日のスキンケアに少量加えて使用するだけでも十分効果を発揮します。また、レチノイン自体にピーリング作用があるため、肌を剥がして古い角質を落とす効果もあります。

ただし、その作用が人によっては、肌への負担となる事もありますので、敏感肌の方の使用は要注意です。とはいえ、レチノールは、レチノイン酸と比較すると、副作用も低く、比較的安全に利用できる成分になります。

レチノールは濃度が0.1%もあれば、肌に作用します。効果を発揮しつつも肌が炎症を起こさないレチノールの濃度は0.1~0.3%といわれています。いきなり高濃度のレチノールを試すのではなく、濃度0.1%のものから試していきましょう。

顔に使用する場合は、「パルチノン酸レチノール」がおすすめです。パルチミン酸レチノールは副作用も少なく、レチノールの効果を試すことができます。

レチノールの効果効能について、さらに詳しく

レチノールはヒアルロン酸とコラーゲンの生成を促す特徴があり、加齢にともなう表皮ヒアルロン酸の減少は皮膚機能の低下に関与すると考えられています。また、表皮ヒアルロン酸の産生を促進することは抗老化において重要であるとも考えられています。

レチノールはビタミンAの一種で、もともと人間の身体の中にある成分。肌の代謝を促進したり、コラーゲンやエラスチンの生成を促進させたりする効果などがあります。そのためシワやたるみの改善に効果が期待できるとして、数多くのエイジングケアラインの化粧品に配合されてきました。

レチノールは、コラーゲンやエラスチンを生み出す繊維芽細胞を活性化させる作用があり、繊維芽細胞が活性化されることで、コラーゲンやエラスチンの生成量が増えます。コラーゲンやエラスチンを根本的に増やすことができるため、弾力がよみがえります。結果として、しわを消す効果が期待できるのです。

また、レチノールは、ヒアルロン酸産生を促進させる効果もあります。レチノール H10に含有されている水素添加レチノールをヒト正常線維芽細胞に添加し、48時間培養後、培養上清中に放出されたヒアルロン酸をELISA法にて定量しました。ヒアルロン酸産生促進率は、水素添加レチノール無添加時のヒアルロン酸量を100%として算出しました。その結果、水素添加レチノールは、いずれの濃度においても、ヒアルロン酸量を有意に増加させることが認められました。

このことより、レチノール H10は、真皮に潤いを与え、シワを改善する効果があることが期待できるのです。

そもそもレチノールとは?

レチノールは、ビタミンAの総称として用いられ、ビタミンAには、デヒドロレチノール、デヒドロレチナール、デヒドロレチノイン酸などが含まれています。主に、肉・魚・卵・乳製品などの食品に含まれる脂溶性のビタミンです。

レチノールはシワに対して有用とされていて、日本では医薬部外品として化粧品に配合されたレチノールにシワ改善作用の効能表示が承認されています。一部、皮膚刺激性と物質としての不安定な性質が問題視されている部分もありますが、効能を正しく理解して適切に使えば肌を美しくする効果が期待できます。

レチノールとレチナールの違い

レチノールは、レチノール→ レチナール→ レチノイン酸というように酸化による変換を経て、生理活性として主に上皮組織の分化増殖の制御を担っており、作用の大部分はレチノール酸であることが知られています。